2024年12月の記事一覧

12月11日(水)の給食

 K 

ごはん イカのたつたあげ だいこんのそぼろに かきたまじる ぎゅうにゅう

 

かきたま汁は、様々なバリエーションも楽しめて、出番の多いメニューです。

簡単にできるかきたま汁も、スープが濁ってしまったり、卵がふわふわにならなかったりしたことはありませんか。

かきたま汁をふわっと澄んだスープで作るには、

1 片栗粉でとろみをつける

2 だし汁が煮立ったところに卵を入れる

3 卵を入れてから、一呼吸置いてやさしく混ぜる

ことがポイントです。

混ぜ合わせたら、すぐに火を止めてください。

何度も温め直すと、ふわふわの卵が固くなる原因になります。

できたてをおいしくいただきましょう!

(たべぷろ)

12月10日(火)の給食

 K 

肉うどん(きんぴらを入れて食べるのもおすすめです) やさいのふっくらよせ きんぴらごぼう ぎゅうにゅう

 

しいたけは栄養豊富ですが、乾しいたけにするとさらに栄養が増えるようです。

骨をじょうぶにするビタミンDは、野菜には含まれていません。

しいたけにはビタミンDがたっぷりですが、乾しいたけには、その約9倍のビタミンDが含まれています。

また、しいたけは食物繊維も豊富ですが、乾しいたけにはその約10倍もの食物繊維が含まれています。

栄養たっぷりで、毎日でも使いたい乾しいたけですが、「水でもどすのが面倒」と感じる人もいるでしょう。

そこで紹介したいのが、「使いながらもどす」という裏ワザです。

乾しいたけは、手で砕いたり、調理バサミで細かく切ったりして、直接鍋の水に入れて使うこともできます。

調理の途中で入れても問題はありません。旨みを損なわずに手早く使えます。

(ケイアイフーズ)

12月9日(月)の給食

 K 

ごはん アジフライ きりぼしだいこんのいために ぶたたまみそしる ぎゅうにゅう


ベーコンの発祥は、紀元前数世紀頃のデンマークと言われています。

当時、長い長い航海用に豚肉の塩漬けを火であぶって貯蔵していました。

ある時、薪が湿っていて、煙で燻された豚肉が、より美味しく、より保存できる事が分かりました。

この塩漬け豚肉を煙で燻したものが、現在のベーコンの原型となっています。

ベーコンの名前の由来は、イギリスのフランシス・ベーコンが、船舶用の食料として塩漬け豚肉の燻製品を大量に

調達するよう命じたことによると言われています。

艦隊にトン単位でベーコンを積み込んでいて、それが世界中にベーコンが広がった原因となりました。

日本には幕末頃に伝わりました。

(ずっと燻製)

12月6日(金)の給食

 K 

ごはん とり肉のからあげ だいこんとあつあげのにもの ワンタンスープ ぎゅうにゅう

 

たまねぎはユリ科ネギ族です。

根の部分を食べていると思うかもしれませんが、「葉」の部分(鱗片葉)を食べています。

たまねぎを切ると独特の匂いを発し、その匂い成分が目や鼻に染みて涙が出てきます。

この涙を出す成分は硫化アリルの一種です。

硫化アリルは細菌に働きかけ、たんぱく質を分解し、菌を抑え込むという強い殺菌・抗菌作用があります。

ですので、風邪などの予防、改善に効果的です。

また、ビタミンB1の吸収を高めて新陳代謝を活発にする働きがあり、慢性疲労や筋肉疲労の回復に有効です。

たまねぎを切っても涙を流さないためには…

(1)切る前に玉ねぎを冷蔵庫で15分ほど冷やします。

(2)包丁や玉ねぎの切り口を水で濡らします。

(3)電子レンジなどで軽く熱を加えてから切ります。

(サラダカフェ)

12月5日(木)の給食

 K 

コッペパンスライス やきウインナーのケチャップソース こまつなのサラダ ホワイトシチュー コーヒーミルク

 

ケチャップの起源は、中国に古くからある魚醤「ケ・ツィアプ」(福建語で鮭汁/kechiap)にさかのぼります。

この調味料が、ヨーロッパやアメリカにもたらされ、そこでケチャップとして発展していきました。

当時のケチャップは、トマトではなく、魚やキノコを主な材料としていました。

その後、18世紀末にアメリカでトマトを主な材料とするトマトケチャップが登場しました。

トマトケチャップには、うま味成分「グルタミン酸」がたっぷりです。

このグルタミン酸は、他のうま味と出会うとさらにおいしさを増すという特長があります。

肉や魚介に多い「イノシン酸」、きのこに多い「グアニル酸」など、違う種類のうま味成分と掛け合わせると、

おいしさがグンとアップし、うま味の相乗効果を起こします。

(カゴメ、おもしろ雑学)

12月4日(水)の給食

 K 

みそラーメン(ちゅうかめん) ポークシュウマイ(2こ) フルーツゼリーポンチ ぎゅうにゅう

 

お菓子のゼリーとは、果汁などに甘味(あまみ)をつけて、ゼラチンなどを入れて固めたものです。

食品としては古くから知られていて、肉や魚のゼラチン質を含んだブイヨンから作られる「ゼリー寄せ」の原型

とも考えられている煮こごり料理が、ローマ時代にはすでにありました。

ゼリー(jelly)の語源については、ラテン語の「凍る、固まる」を意味するゲラーレ(gelare)が

由来ではないかと考えられています。フランス語のジュレ(gelee)も同じ語源から来ています。

お菓子の世界でゼリーが登場するようになったのは、18世紀末からフランスで活躍した、

料理人であり製菓職人でもあったアントン・カレームによると考えられています。

当時の製菓用ゼリーの多くはゼラチンが用いられていました。

今では動物性のゼラチン以外にも、植物性のペクチン・寒天・カラギーナンなどが使われるようになったので、

いろいろな種類のゼリーが楽しめるようになりました。

(グリコ栄養食品株式会社)

12月3日(火)の給食

 K 

ガーリックライス ポテトコロッケ ペンネのトマトに キャベツととり肉のスープ ぎゅうにゅう

 

ニンニクは、タマネギやネギと同じ仲間です。

昔から滋養強壮の薬として用いられていることはよく知られています。

古代エジプトでは、ピラミット建設に従事した人に与えられていたことからも、ニンニクパワーがよくわかります。

その他、虚弱や頭痛などの薬に使われていたことも、パピルスに記されています。

また、ニンニクには薬の効能を助ける働きがあるので、欧米の医者が病人に薬を飲む前に

ニンニクを食べることをすすめるそうです。

日本でも、1000年以上前から薬として用いられていました。

さらには、魔よけとしても使われていました。

青森県弘前市「鬼神社」の「ニンニク祭」では、神前にニンニクを供え、戸口にニンニクをつるし、

悪魔や病魔を祓う習慣があります。

ヨーロッパでは「魔よけ」として、あのドラキュラもニンニクに弱いことで有名です。

日本とヨーロッパに同じ「魔よけ」として、ニンニクが登場するのも興味深いことです。

(ガーリックキッチン)

12月2日(月)の給食

  

ごはん ホッケのいちやぼし こうやどうふのそぼろに からしあえ ぎゅうにゅう

 

「もやし」は植物名ではなく、豆類や穀類などの種子を水に浸し、暗所で発芽、成長させたもの全般を指します。

シャキッとした食感が特徴で、別名・生命の芽と言われるほど栄養がたくさん含まれている万能野菜です。

私たちがふだん食べているもやしの豆は、「緑豆(りょくとう)」、「大豆」、「黒豆」の3種類に分かれます。

緑豆は中国原産で青小豆とも呼ばれ、春雨の原料としても知られている豆です。

大豆は特に栄養価が高いとされる豆付きのもやしに成長します。

黒豆(ブラックマッペ)は、煮豆に使われる黒豆より小豆に近い品種です。

カロリーが低いもやしは、栄養も少ないイメージがありますが、

実はビタミン、ミネラル、食物繊維など、さまざまな栄養成分を含んだ優秀な野菜です。

(いなげやエール)