11月5日(火)の給食
K
ごはん とり肉のやくみソース きんぴらごぼう じゃがいものみそしる ぎゅうにゅう
きんぴらごぼうは、細かく切ったごぼうを甘辛く調味し、仕上げに唐辛子をふった炒め煮です。
では、なぜ “きんぴら”と呼ばれるようになったのでしょうか?
実は、「金太郎」と関係があります。
金太郎とは坂田金時(さかたのきんとき)という人物の子どもの頃の呼び名です。
昔話でも知られるように、熊にまたがったり、相撲をとったりと、とても力持ちだったと言われています。
そして、江戸時代、「金平浄瑠璃」の登場人物が、この坂田金時の息子、坂田金平(さかたのきんぴら)です。
金平は世にも稀な力持ちで、金平に勝てる者はいないとされ、“きんぴら”=“強いもの”のたとえとなりました。
ごぼうは、根がまっすぐ深く入ることから、丈夫で強いというイメージで、もちろん歯ごたえも強い野菜です。
そして、強い唐辛子の辛味からも力持ちの名“きんぴら”という料理名になりました。
(理研ビタミン株式会社)