10月15日(火)の給食

 K 

ごはん とり肉のからあげ こんにゃくとえだまめのいためもの さわにわん ぎゅうにゅう

 

片栗粉は、もともとユリ科の「カタクリ」の球根からとれるでん粉を使って作られていたため、

「カタクリ」粉と呼ばれていました。

この「カタクリ」から作られるでん粉は少量であるため、江戸時代末期に多くのカタクリが採取され、

その数は激減してしまいました。

そのような状況の中、明治時代以降に栽培がされていた「ばれいしょ」から作ったでん粉が、

カタクリから作られるでん粉と同じような性質を持っていることがわかりました。

そうして、ばれいしょでん粉が片栗粉の原料として使用されるようになりました。

ばれいしょでん粉は、早くとろみが付き、粘度、透明度が高いことが特性です。

あんかけ、八宝菜など、とろみを付ける料理に向き、透明度が高く食材の色彩を損なわないことから、

つややかでボリューム感のある仕上がりにすることができます。

(農畜産業振興機構HP)