11月13日(木)の給食
K
ごはん さといもコロッケ かわりきんぴら すいとん 牛乳
きんぴらごぼうは、なぜ “きんぴら”と呼ばれるようになったのでしょうか?
実は、皆さんも知っている、あの「金太郎」と関係があります。
金太郎とは坂田金時(さかたのきんとき)という人物の子どもの頃の呼び名です。
金太郎は、熊にまたがったり、相撲をとったりと、とても力持ちだったと言われています。
そして江戸時代、「金平浄瑠璃」の登場人物、坂田金平(さかたのきんぴら)は、この坂田金時の息子です。
金平は世にも稀な力持ちで、金平に勝てる者はいないとされ、“きんぴら”=“強いもの”の例えとなりました。
きんぴらごぼうのごぼうは、根がまっすぐに深く入ることから、丈夫で強いというイメージで、歯ごたえも強い野菜です。
唐辛子の強い辛みと合わせて、“強い”つながりで “きんぴら”という料理名になりました。
今では、れんこんやこんにゃくなどの食材を使っても、ピリ辛に調味した炒め煮を“きんぴら”と呼んでいます。
(理研ビタミン株式会社)