プール開きで安全と泳力向上を祈る
今年も北野小のプール開きが無事終了しました。
毎年、子供たちのしっかりとした司会進行と代表の言葉には感心させられます。
しかし、子供の中にはプールが苦手な人もいるようでした。
進行の中で、学校長の話がありました。
思いがけず予定していた原稿から「濁流で溺れかけた話」になってしまいました。
小学1年生の時、父とお風呂の桶で、水の中で目をあける練習をしたことを話しました。
私は、父と母にプールでバタ足と横泳ぎの泳ぎ方を教えてもらいました。
3年生の頃だったと思いますが、家族で川に遊びに行きました。
台風の後だったので、水かさが増し濁っていました。
そこで、川で足をとられ流されました。
ぐるぐると水の中で回りながら「やばいな」と思いました。
息を止めながら、目を開けていると瞬間ですが、丸太のようなものをみつけて、
必死にしがみつきました。助かった瞬間でした。
今は、ゴーグルがないと泳ぐ気がしませんが、ゴーグルがなくても泳げて良かったなと思いました。
思い出話で恐縮でしたが、令和6年度の水泳学習が安全で、誰一人溺れることなく、
みんなの泳力が伸びて欲しいと思いながらプール開きが終わりました。
北野小学校長 木村 淳 9065