「校長室は実験室」とは?
今、学校現場では「不登校にどのように向きあうか」という大きな課題があります。
何らかの理由で学校にいけない児童・生徒が増えていることは報道されています。
多くの保護者と先生方が悩み、解決策を模索しています。
それ以上に子供たちは悩んでいることと思います。
ひょっとすると「目を閉じて長距離を泳いでるような気持ち」かもしれません。
昔なら水の中で目を開ける方法から教えます。
私は、風呂場で父に教わりました。
今ならゴーグルの付け方も練習させるかもしれません。
そして、泳ぎ方を少しずつ教えていきます。
泳ぎ方の習得を誰かが教えてあげなければ溺れてしまうかもしれません。
チーム学校として、考えていかなければならない課題です。
私は、何かできることはないかという担任時代の経験から
『不思議の共有』をきっかけとして学校に顔を出せないかと、
校長室の一部を実験の場としています。
今日は、池のオニヤンマが羽化しました。
校長室のオニヤンマのヤゴも元気です。もうすぐ羽化しそうです。
見に来てくれると嬉しいです。
北野小学校長 木村 淳 6392