何でもないような特別な日(*^_^*)

「何でもないような特別な日」という言葉の意味には、

ついつい忘れてしまいそうな日の裏側には、

子供たちにとってお大きな変化があったかもしれない

という思いが込められています。

毎年3年生が取り組んでいる蚕の飼育ですが、

長い間、北野小学校に貢献していただいている小暮さんの尽力なくして成り立たない貴重な学習です。

殖産興業によって我が国が大きく発展したことは周知の通りですが、

その養蚕業について学ぶきっかけとなる貴重な体験です。

最初は「虫は苦手です」と言っていた子供が、「蚕なら大丈夫です」「かわいくなりました」と心の変化を教えてくれることの何と多いことか。不思議な魅力のある生き物です。

私が「何匹を家にお連れするのですか」と3年生にきいたら、「〇頭です」と、

早速、先生と勉強した正しい数え方で答えてくれました。

この他にも、「校長先生~、卵がついています」と教えてくれる子供や

フラフープで楽しそうに遊ぶ子供たちともお話できました。

嬉しかったこととしては、親子除草でもお話した如雨露(ジョウロ)を使って

早速水くれをしてくれる子供がいました。

※植え替えをしたときの水くれは、特に大事ですよね。

ここでは、詳しくは書けませんが、本校の保護者から「不審者情報」をいただきました。

直ちに見回りに行き、確認しました。念のために警察とも情報は共有し、解決はしたのですが、

登下校時の見守りは、家庭・地域・学校の課題として、取り組んで行く必要があると思っています。

地域委員さんを中心とする保護者等の話し合いに、私も出席したいと考えています。

何でもないように思えるかもしれませんが、大事だなと思ったので書かせていただきました。 

 

 

 北野小学校長 木村 淳  9265