環境問題と人工授精について学び考える。

北野っ子の皆さんは、「タナゴが棲める環境」について考えたことがありますか。

タナゴについて調べていくと環境問題に大きく関係していることが分かります。

本来、タナゴは、二枚貝に卵を産み付ける魚です。

産み付けたい貝がない場合は、どうすればよいか考えてみてください。

産卵できる環境がなくなり、その結果、絶滅してしまうのです。

ミヤコタナゴを絶滅させないために、私たち人間が考えた方法が人工授精です。

北野小学校のすぐ近くの埋蔵文化財調査センターに行けば、そのことを教えてくれる方がいます。

ぜひ、親子で足を運び、子供たちの意識を高めるために活用してみてください。

 

私は、自然環境が改善され、人工授精がなくても子孫を繁殖できる環境が必要だと思います。

引き続き、子供も大人も共に学ぶあえる環境を創っていきましょう。

そのために理科自由研究などのように、自分の研究テーマをもち、調べたり、実験したりして

疑問を解決していくような学習に取り組んでほしいと思います。

 

 

 北野小学校長 木村 淳  8242