2024年12月の記事一覧
12月4日(水)の給食
K
みそラーメン(ちゅうかめん) ポークシュウマイ(2こ) フルーツゼリーポンチ ぎゅうにゅう
お菓子のゼリーとは、果汁などに甘味(あまみ)をつけて、ゼラチンなどを入れて固めたものです。
食品としては古くから知られていて、肉や魚のゼラチン質を含んだブイヨンから作られる「ゼリー寄せ」の原型
とも考えられている煮こごり料理が、ローマ時代にはすでにありました。
ゼリー(jelly)の語源については、ラテン語の「凍る、固まる」を意味するゲラーレ(gelare)が
由来ではないかと考えられています。フランス語のジュレ(gelee)も同じ語源から来ています。
お菓子の世界でゼリーが登場するようになったのは、18世紀末からフランスで活躍した、
料理人であり製菓職人でもあったアントン・カレームによると考えられています。
当時の製菓用ゼリーの多くはゼラチンが用いられていました。
今では動物性のゼラチン以外にも、植物性のペクチン・寒天・カラギーナンなどが使われるようになったので、
いろいろな種類のゼリーが楽しめるようになりました。
(グリコ栄養食品株式会社)
12月3日(火)の給食
K
ガーリックライス ポテトコロッケ ペンネのトマトに キャベツととり肉のスープ ぎゅうにゅう
ニンニクは、タマネギやネギと同じ仲間です。
昔から滋養強壮の薬として用いられていることはよく知られています。
古代エジプトでは、ピラミット建設に従事した人に与えられていたことからも、ニンニクパワーがよくわかります。
その他、虚弱や頭痛などの薬に使われていたことも、パピルスに記されています。
また、ニンニクには薬の効能を助ける働きがあるので、欧米の医者が病人に薬を飲む前に
ニンニクを食べることをすすめるそうです。
日本でも、1000年以上前から薬として用いられていました。
さらには、魔よけとしても使われていました。
青森県弘前市「鬼神社」の「ニンニク祭」では、神前にニンニクを供え、戸口にニンニクをつるし、
悪魔や病魔を祓う習慣があります。
ヨーロッパでは「魔よけ」として、あのドラキュラもニンニクに弱いことで有名です。
日本とヨーロッパに同じ「魔よけ」として、ニンニクが登場するのも興味深いことです。
(ガーリックキッチン)
12月2日(月)の給食
ごはん ホッケのいちやぼし こうやどうふのそぼろに からしあえ ぎゅうにゅう
「もやし」は植物名ではなく、豆類や穀類などの種子を水に浸し、暗所で発芽、成長させたもの全般を指します。
シャキッとした食感が特徴で、別名・生命の芽と言われるほど栄養がたくさん含まれている万能野菜です。
私たちがふだん食べているもやしの豆は、「緑豆(りょくとう)」、「大豆」、「黒豆」の3種類に分かれます。
緑豆は中国原産で青小豆とも呼ばれ、春雨の原料としても知られている豆です。
大豆は特に栄養価が高いとされる豆付きのもやしに成長します。
黒豆(ブラックマッペ)は、煮豆に使われる黒豆より小豆に近い品種です。
カロリーが低いもやしは、栄養も少ないイメージがありますが、
実はビタミン、ミネラル、食物繊維など、さまざまな栄養成分を含んだ優秀な野菜です。
(いなげやエール)