2024年7月の記事一覧

7月18日(木)の給食

  

しょうゆラーメン(ちゅうかめん) あげぎょうざ メロン おちゃ(所沢産)

 

1学期の給食は、今日が最終でした。

給食センターの皆様、配膳員の皆様、給食に携わってくださった多くの皆様、

いつも、おいしい給食をありがとうございました。

皆様の心のこもった栄養をたっぷりといただいた子どもたちは、

心も身体も、すくすく、ぐんぐんと成長しています。

これからもあたたかく見守っていただけるとありがたいです。

夏休みは、もちろん楽しみですが、2学期の給食もまた、とっても楽しみです。

どうぞよろしくお願いいたします。

   給食大好き先生より

 

7月12日(金)の給食

 K 

なつやさいカレー(むぎごはん) ピンクポテトサラダ(マヨネーズ) れいとうみかん ぎゅうにゅう

ピンクポテトサラダ:ノーザンルビーというピンク色のじゃがいもを使ったサラダです。
          所沢で作られたピンクポテトでご当地ポテトチップスにもなってるよ。

 

ポテトサラダに合うポテト!?

じゃがいもにはいろいろな種類がありますが、料理によって適したじゃがいもの品種があるようです。

代表的なものに「男爵」と「メークイン」があります。

「男爵」はホクホクとした食感が特徴で、コロッケやマッシュポテトなどに適しています。

「メークイン」はしっとりとした食感で煮崩れしにくいので炒め物やカレー、煮物などに向いています。

他にも、ホクホク食感で甘味が強く、『栗じゃが』とも呼ばれる「キタアカリ」は、

火が通りやすく煮崩れしやすいので、電子レンジでの調理が適しています。

「洞爺湖」にちなんで名づけられた「とうや」は、

果肉は黄色、もっちりとなめらかな舌ざわりで、煮物やサラダに適しています。

今日の給食で使われている「ノーザンルビー」は、メークインのように型崩れがしづらいため、

きれいなピンク色を活かして、フライドポテトや煮物、スープ、そして、ポテトサラダなどがおすすめだそうです。

ポテトサラダに適しているじゃがいもを調べてみると、

「男爵」「キタアカリ」「メークイン」「ニシユタカ」などいろいろ出てきます。

それぞれにホクホクやなめらかなどのよさがあるようです。

中でも、「さやか」という品種のじゃがいもは、

口あたりがなめらかで、さっぱりとした味わいがポテトサラダにピッタリとのこと。

流通量の少ない品種なので、スーパーで見かけたら、一度お試しになってみてはいかがでしょうか。

(クラシル・岡山県健康づくり財団・ケンコーマヨネーズ株式会社HP ほか)

 

7月11日(木)の給食

ごはん アジフライ きりぼしだいこんのいために さわにわん ぎゅうにゅう

 

切り干し大根に美肌効果が!?

切り干し大根は、水に戻すだけで調理ができる常備菜で、煮物からサラダまでアレンジ自在な万能食材です。

給食でもしばしば登場し、子どもたちも大好きです。

切干大根は、秋から冬にかけて収穫した大根を千切りにして、天日で干したものです。

切り方によって名称が異なり、大根を縦割りにした「縦割大根」や短冊切りにした「平切り大根」、

輪切りにした「花切大根」などがあります。

野菜は干すと水分が抜け、甘みやうまみが倍増し、栄養価もグッと上がります。

切干大根も、生の大根に比べて、ビタミンやミネラル、食物繊維が非常に豊富です。

特に鉄分は牛や鶏のレバーよりも多く含まれています。

食物繊維には、腸内環境を整える効果があり、腸内環境が整うと新陳代謝も促され、

肌トラブルも解消されやすくなります。(食 Do!HP)

7月10日(水)の給食

はちみつパン プレーンオムレツ キャロットサラダ ABCスープ コーヒーミルク

 

「ニンジン」の皮むき!?

ニンジンは、栄養豊富で、食事のいろどりにも活躍します。給食にも、ほぼ毎日登場しています。

みなさんは、買ってきたニンジンの皮を包丁やピーラーでむきますか?

私たちが普段、ニンジンの皮だと思ってむいているものは、実は皮ではありません。

ニンジンの実の部分なのです。

本来、ニンジンの皮は非常に薄いもので、出荷前の洗浄で泥と一緒に取れてしまっています。

そのため、キレイに洗われてお店に並んでいるニンジンは、既に皮がむかれた状態です。

では、なぜ包丁やピーラーで改めてむくのでしょうか?

多くは、食感や見た目の問題のようです。

やはり、表面に近い細胞は硬くて煮えづらいことがあります。

また、デコボコしていたり根っこが付いていたりすることもあります。

デコボコしていると、土や雑菌が洗いきれませんので、少しむいたほうが良いかもしれません。

しかし、表面がキレイで食感もさほど影響の出ない料理なら、むかなくても問題ないでしょう。

ニンジンの表面を薄くむきたい場合は「スプーン」が便利です。

スプーンの首元をしっかりと持ち、ニンジンの上から下に向かって少し強めに削ります。

下から上に向かって削ると、しっかり深く削ることもできます。

鮮度が落ちたニンジンでは、スムーズに削ることができませんので注意してください。

(OH!!!~発酵、健康、食の魔法!!!~より)

7月9日(火)の給食

 K

ジャージャーめん(ちゅうかめん) はるまき しおあじナムル ぎゅうにゅう

 

「ジャージャー麺」は盛岡三大麺!?

ジャージャー麺は、もともと中国で食されていた炸醤麺(ジャージャンミエン)が、各地に伝わった料理です。

「炸醤」と呼ばれる肉味噌を、茹でた麺の上に乗せた料理で、

それぞれの国で食べられている間に、その国に合う風味に仕上げられていきました。

日本では、ジャージャー麺と呼ばれ、砂糖と唐辛子や豆板醤などで味付けがされ、

ちょっと甘めでピリ辛の味付けになっていてるものが多いそうです。

特に岩手県盛岡市では、「白龍(パイロン)」の創業者がつくった「じゃじゃ麺」が有名になりました。

うどんのような小麦麺に、甘くない肉味噌、キュウリなどをトッピングした汁なし麺で、

今や冷麺、わんこそばと並んで盛岡三大麺として知られるようになりました。

(ロッキンハウス・マルコメHP)

7月8日(月)の給食

ぶたどん(ごはん) とうもろこし きゅうりとたくあんのカクヤ ぎゅうにゅう

 

とうもろこしは、食べ過ぎに注意!?

とうもろこしは、世界の三大穀物の一つ(あとの二つは米と小麦)です。

原産地が明確にわかっていません。それは、祖先にあたる野生のとうもろこしが見つかっていないためです。

(中南米付近ではないかと言われています。)

日本には、1579年にポルトガル人から「ナンバンキビ」として伝わりました。

その後、明治になり、北海道開拓の時に、「ゴールデンバンタム」という品種を導入したことから、

本格的に栽培、全国に流通するようになりました。

とうもろこしは栄養豊富な食品で、主な成分は炭水化物です。

体を動かすためのエネルギー源になります。

とうもろこしの黄色い部分は、セルロースという食物繊維です。

おなかの調子を整え、便秘予防にも効果があります。

ただし、セルロースは消化できないという特徴があり、食べ過ぎるとお腹がゆるくなるので注意が必要です。

ビタミンBも多く、炭水化物をエネルギーに変える手助けをしてくれるので 、夏バテ予防にも効果的です。

とうもろこしをおいしく食べる方法の一つを紹介します。

簡単で美味しいのはレンジでチン!!!

薄皮を残して500wで3分、一度、裏返してさらに1分。粗熱が取れたらできあがり。

ラップを巻かなくても大丈夫なのでエコにもなります。

(生活協同組合ユーコープ・トウモロコシノセカイ・JAあきがわHPより)

7月5日(金)の給食

 K 

【たなばたこんだて】

わかめごはん てりやきハンバーグ こまつなとかんぴょうのごまあえ ぎゅうにゅう

たなばたじる たなばたゼリー 

 

かんぴょうを食べるのも日本だけ!?

かんぴょうとは、アフリカ原産のユウガオになった果実(フクベ)の果肉を、細かく削って乾燥させたものです。

ユウガオは、かなり古い時代から栽培されており、3世紀頃に朝鮮半島から大阪に伝えられたようです。

大阪で始まったかんぴょうづくりが栃木県に伝わったのは江戸時代です。

現在では、かんぴょうの国内生産の90%が栃木県産です。

かんぴょうには、カルシウム・カリウム・リン・鉄分に加えて、

整腸作用に必要な食物繊維が、非常に多く含まれています。

お年寄りや妊婦さん、便秘に悩む方にもぴったりの食材です。

かんぴょう自体には味があまりないので、肉や野菜と一緒にいためる、魚と一緒に煮る、サラダに入れるなど、

様々な料理に利用することができます。

かんぴょうを食べているのは日本だけで、他の地域では、ひょうたんと同じように乾燥して、

容器や観賞用として使われているようです。

最後に、昨日に引き続き、松尾芭蕉の句で終わります。

「夕顔に 干瓢(かんぴょう)むいて あそびけり」

(株式会社丸千、かんぴょうのマルキンHPより)

7月4日(木)の給食

ごはん イカのたつたあげ こんにゃくとえだまめのいためもの ごまみそしる ぎゅうにゅう

 

こんにゃくのふしぎ!?

こんにゃくはこんにゃく芋(いも)をすりおろし、凝固剤を混ぜてゆでたものです。

日本には、6世紀頃に中国から伝わってきたのではないかと考えられています。

こんにゃく芋にはシュウ酸カルシウムが多く含まれており、生でも煮炊きしても食べられません。

畑を荒らすイノシシも食べないと言われています。

そのようなこんにゃくを作物として栽培し、日常的に料理として食べているのは日本だけだそうです。

中国では魔芋(モーイ)、欧米ではこんにゃくの花の形からDevil’s Tongue(悪魔の舌)、

原産地のインドシナでは芋の形からElephant Foot(象の足)と呼ばれているように、

親近感のもてない食べ物だったようです。

しかし、近年では健康食として、中国や欧米でも注目されるようになりました。

こんにゃくは、その97%とほとんどが水分ですが、栄養もしっかりとあります。

食物繊維はサツマイモ並み、カルシウムは牛乳の半分も含んでいます。

日本人に不足しがちな栄養素を、カロリーは低いまま補給できるのがこんにゃくの大きな魅力でもあります。

江戸時代の俳人、松尾芭蕉はこんにゃくを好んで食べたようで、名句をいくつも残しています。

「蒟蒻のさしみもすこし梅の花」

「蒟蒻に今日は売り勝つ若葉かな」

(日本こんにゃく協会HP)