2024年10月の記事一覧

10月16日(水)の給食

 K 

ごはん サバのぶんかぼし おかかあえ さつまじる ぎゅうにゅう

 

ふりかけとしても使えるおにぎりの定番具材の「おかか」は、長年日本人に愛されている具材の一つです。

しかし、おかかと呼ばれるようになった理由や、鰹節との違いについてご存知でしょうか。

実は、おかかと鰹節には違いがなく、呼び方については厳密に決まっていません。

しかし、現在の日常会話において“鰹節”は削る前のもの、“削り節”は鰹節を削ったもの、

そして、“おかか”は削り節をさらに細かくし、醤油などの調味料で味付けされたもの。

このように区別されることが多いです。

では、なぜ“おかか”という言葉が生まれたのでしょうか。

一説によると、初めて鰹節が造られた室町時代、鰹節のことを“かか”と呼んでいたそうです。

その“かか”を、宮中に仕える女官たちが丁寧に“お”をつけて“おかか”と呼ぶようになったことが

きっかけではないかとされています。

おかかは、冷凍に適しているので、余ったご飯で“おかかおにぎり”を作って、冷凍しておくとよいでしょう。

解凍すれば、時間のない朝にさっと食べる朝食として役立ちます。

(おにぎりJapan)

 

10月15日(火)の給食

 K 

ごはん とり肉のからあげ こんにゃくとえだまめのいためもの さわにわん ぎゅうにゅう

 

片栗粉は、もともとユリ科の「カタクリ」の球根からとれるでん粉を使って作られていたため、

「カタクリ」粉と呼ばれていました。

この「カタクリ」から作られるでん粉は少量であるため、江戸時代末期に多くのカタクリが採取され、

その数は激減してしまいました。

そのような状況の中、明治時代以降に栽培がされていた「ばれいしょ」から作ったでん粉が、

カタクリから作られるでん粉と同じような性質を持っていることがわかりました。

そうして、ばれいしょでん粉が片栗粉の原料として使用されるようになりました。

ばれいしょでん粉は、早くとろみが付き、粘度、透明度が高いことが特性です。

あんかけ、八宝菜など、とろみを付ける料理に向き、透明度が高く食材の色彩を損なわないことから、

つややかでボリューム感のある仕上がりにすることができます。

(農畜産業振興機構HP)

 

10月11日(金)の給食

  

【十三夜こんだて】※今年の十三夜は10/15(火)です。

ごはん サンマのおろしソース ごもくまめ あきのすましじる おちゃ

 

(豆名月)

平安時代、醍醐天皇が清涼殿で月見の宴を催したのが「十三夜」のはじめとされています。

また、月の満ち欠けなどを用いてつくられた「旧暦」で、特に旧暦9月13日の夜を「十三夜」と言います。

十五夜とは異なり、満月には少し欠ける月ですが、完全ではない月も愛でる日本の風習が十三夜のいいところです。

十五夜を見たあとは、十三夜も堪能するといいと言われています。

この時期、ちょうど食べごろの大豆(枝豆)をお供えしたことから、別名「豆名月」などとも呼ばれています。

(大丸福岡天神店HP)

10月10日(木)の給食

 K 

【目のあいごデーこんだて】

ライスボールパン とり肉のこうそうやき ツナサラダ キャロットチャウダー ぎゅうにゅう

(にんじんは目に良いカロテンがいっぱい)

目に良い働きをする栄養素には、ビタミンAやカロテン、アントシアニンがあります。

ビタミンAやカロテンが多く含まれる食べ物は、人参、ほうれん草などの緑黄色野菜や、レバー、うなぎなどです。

アントシアニンという色素は、目の疲れをとったり、視力を回復させたりします。

アントシアニンが多く含まれる食べ物には、ブルーベリー、ぶどう、なすなどがあります。

栄養にも気をつけながら、目を大切にしましょう。

(本別町HP)

 

10月9日(水)の給食

 K 

ごはん ニシンのいちやぼし ひじきのいために けんちんじる ぎゅうにゅう

 

ニシンは「春告魚(はるつげうお)」とも呼ばれ、産卵時期の3~5月にかけて北海道沿岸に現れます。

この時期はニシンをお刺身で食べることもでき、また、卵や白子を美味しく味わうことが出来るので、

生のニシンを卵ごと塩焼きにしたりします。

また、10~12月のニシンは、産卵にそなえて餌をしっかりと食べているため、栄養をたっぷりと蓄えており、

身に脂がのっておいしい時期です。

ニシンといえば、すぐに思い出すのが「かずのこ」ではないでしょうか。

「かずのこ」は、ニシンの卵巣を塩漬けにしたもので、子孫繁栄の象徴として正月料理に欠かせません。

現在、かずのこの大半は輸入物が占めていますが、

国産のかずのこは、小粒で黄色が濃く美味しいといわれています。

また、ニシンが卵を自然に産み付けた昆布を「子持ち昆布」と呼んでいます。

ニシンは大挙して海岸に押し寄せ、卵を昆布や海草等に産み付けますが、

ニシンの卵は卵同士ぴったりとくっつく力が強いので、昆布にずっしりとつきます。

(みなとの野菜大辞典HP)