2024年6月の記事一覧

のびゆく学校のリーダーとして:育成インリーダー研修で鍛える

 自然に親しみながら、みんなで仲良く色々な体験をし、集団生活の中でリーダーとして必要な知識を身
につけることを目的とした第43回 インリーダー研修会に参加する6年生の見送りをしてきました。

 この研修は、所沢市子ども会育成会連絡協議会が主催してくださり、本校の子ども会育成会の保護者の方々が応援している取り組みです。保護者からの「校長先生も応援に来てください」とのお声がけに、学校の水くれも兼ねて出かけていくことにしました。みんないい顔だったので、こちらも嬉しい気持ちになりました。

 この研修での体験が、北野小のリーダーとして活躍する源になると思うと、さらに嬉しくなりました。

 子ども会育成会の皆様、保護者の皆様、ご苦労様でした。

 

 北野小学校長 木村 淳  0901

 

 

晴れのち雷雨の気分:雷雨編

 このブログをお読みいただく前に、気をつけて欲しいことを書きます。

 週末には、ほっとメールで不審者情報をお知らせしました。また、ニュース報道でもあったように近隣の学校でも不審者による校舎への侵入事件がありました。

 この時期のニュース報道で思い出すことは、池田小学校の事件や川崎市の通り魔事件ではないでしょうか。

※大阪教育大学附属池田小学校に不審者が侵入し、児童8人が殺害され、児童13人と教員2人がけがをしたのは、平成13年6月8日でした。

※令和元年5月28日には、川崎市多摩区のスクールバスを待っていた時に発生した通り魔殺傷事件では2人が死亡し、18人が負傷した。

 本校付近でも、不審者が出たので警察に注意していただくと同時にパトロールを強化してもらいました。

14日には、引き渡し訓練があります。各家庭で文書を確認して遅れることのないようによろしくお願いします。

 

 さて、5月26日のブログに、5年生が総合的な学習の時間に取り組んでいる『お米博士になろう』で土作りのことや6月6日のブログに天候に恵まれず、「代掻き」のことで、急遽、お二人の助っ人により準備が終わったことをお伝えしました。そして、6月7日(金)に、5年生全員が取り組む田植えとなりました。今回は、1クラスずつ丁寧に田植えに取り組みたいと考えていたのですが、様々な都合と事情により、3クラス一緒の活動となりました。

 前回のブログ「晴れのち雷雨の気分」とタイトルをつけた理由は、私が楽しみにしていた田植えに参加できそうもなかったからです。そのため、前日に5年生と相談して全クラス一緒の活動に切り替えました。嬉しいことに、前半だけでしたが、私も参加できました。指導者兼サポーターとしてご協力いただく小暮さんや畑の神様やねこ隊さんの保護者を子供たちに紹介することができました。その後は、抜けられない仕事のため校務に戻りました。とても残念な気持ちでしたが、活動の様子を子供たちの感想用紙を読むこと楽しみに待ちます。

 皆様には、今後、「いきいき活動」としてお知らせしたいと思います。ご心配をおかけしましたが、気分は雷雨から曇りに変わりました。

 この後の子供たちと稲の成長と生長が楽しみです。

 

 北野小学校長 木村 淳  9859

晴れのち雷雨の気分:晴れ編

もうダメかなとあきらめかけた時に

PTA会長さんから電話がかかってきました。

子供食堂『寺子屋北野』に依頼していた件に関して相談の電話でした。

私からも、明日予定している稲育(田植え編)ですが、

天候に恵まれず、子供たちの力だけで、「代掻き」が十分に行えていないことを相談しました。

何とかしてあげたいと思いつつも人手と時間が足りずあきらめかけていたのですが

田んぼサポーターであり指導者の小暮さんとPTA会長さんが助っ人に来てくれました。

心配をしてくれた教頭先生とも雑談をして明日の準備が終わりました。

今まで曇っていた心が晴れました。

※子どもの笑顔のために本当に本当にありがとうございました。

 

 

 北野小学校長 木村 淳  9604

何でもないような特別な日(*^_^*)

「何でもないような特別な日」という言葉の意味には、

ついつい忘れてしまいそうな日の裏側には、

子供たちにとってお大きな変化があったかもしれない

という思いが込められています。

毎年3年生が取り組んでいる蚕の飼育ですが、

長い間、北野小学校に貢献していただいている小暮さんの尽力なくして成り立たない貴重な学習です。

殖産興業によって我が国が大きく発展したことは周知の通りですが、

その養蚕業について学ぶきっかけとなる貴重な体験です。

最初は「虫は苦手です」と言っていた子供が、「蚕なら大丈夫です」「かわいくなりました」と心の変化を教えてくれることの何と多いことか。不思議な魅力のある生き物です。

私が「何匹を家にお連れするのですか」と3年生にきいたら、「〇頭です」と、

早速、先生と勉強した正しい数え方で答えてくれました。

この他にも、「校長先生~、卵がついています」と教えてくれる子供や

フラフープで楽しそうに遊ぶ子供たちともお話できました。

嬉しかったこととしては、親子除草でもお話した如雨露(ジョウロ)を使って

早速水くれをしてくれる子供がいました。

※植え替えをしたときの水くれは、特に大事ですよね。

ここでは、詳しくは書けませんが、本校の保護者から「不審者情報」をいただきました。

直ちに見回りに行き、確認しました。念のために警察とも情報は共有し、解決はしたのですが、

登下校時の見守りは、家庭・地域・学校の課題として、取り組んで行く必要があると思っています。

地域委員さんを中心とする保護者等の話し合いに、私も出席したいと考えています。

何でもないように思えるかもしれませんが、大事だなと思ったので書かせていただきました。 

 

 

 北野小学校長 木村 淳  9265

 

プール開きで安全と泳力向上を祈る

今年も北野小のプール開きが無事終了しました。

毎年、子供たちのしっかりとした司会進行と代表の言葉には感心させられます。

しかし、子供の中にはプールが苦手な人もいるようでした。

 

進行の中で、学校長の話がありました。

思いがけず予定していた原稿から「濁流で溺れかけた話」になってしまいました。

小学1年生の時、父とお風呂の桶で、水の中で目をあける練習をしたことを話しました。

私は、父と母にプールでバタ足と横泳ぎの泳ぎ方を教えてもらいました。

3年生の頃だったと思いますが、家族で川に遊びに行きました。

台風の後だったので、水かさが増し濁っていました。

そこで、川で足をとられ流されました。

ぐるぐると水の中で回りながら「やばいな」と思いました。

息を止めながら、目を開けていると瞬間ですが、丸太のようなものをみつけて、

必死にしがみつきました。助かった瞬間でした。

今は、ゴーグルがないと泳ぐ気がしませんが、ゴーグルがなくても泳げて良かったなと思いました。

 

 思い出話で恐縮でしたが、令和6年度の水泳学習が安全で、誰一人溺れることなく、

みんなの泳力が伸びて欲しいと思いながらプール開きが終わりました。

 

 

 

 北野小学校長 木村 淳  9065