カテゴリ:今日の給食
7月2日(火)の給食
にくうどん(じごなうどん) ささかまのいそべあげ えだまめ ぎゅうにゅう
笹かまぼこは、独眼竜から!?
「笹かまぼこ」の始まりは、明治初期。
仙台で獲れた大量の魚を無駄にしないようにと、魚をすり身にして手の平で叩き、焼いたものといわれています。
地元で獲れた海の幸を大事にする想いから生まれたのがこの「笹かまぼこ」です。
当時、このかまぼこの名前は「笹かまぼこ」ではなく、
「ベロかまぼこ」「木の葉かまぼこ」「てのひらかまぼこ」「平かまぼこ」などと呼ばれていました。
昭和になり、仙台のかまぼこ店が、伊達政宗で有名な仙台藩主、伊達家の家紋が「竹に雀」であったことから、
笹の葉の形に似ているこのかまぼこを「笹かまぼこ」と命名しました。
仙台では有名になった笹かまぼこが、全国で名を知られるようになったきっかけが二つあります。
一つは「昭和57年の東北新幹線開通」。もう一つは「昭和62年の大河ドラマ独眼竜政宗」です。
ここからたくさんの人が仙台を訪れ、名物として、また、お土産として、
多くの人に知られるようになったとのことでした。(阿部蒲鉾店HP、NHK知っトク東北HP)
7月1日(月)の給食
ごはん サワラのさいきょうやき こうやどうふのうまに キャベツのさっぱりあえ ぎゅうにゅう
西京焼きの「西京」って!?
「西京焼き」とは焼き魚の一つで西京漬け(白味噌漬け)にした魚を焼いた料理全般を言います。
西京漬けをつくる白味噌は京都の白味噌です。
昔は京都が日本の「都」でしたが、江戸に遷都されて以降、京都を西の都ということで
「西京」と呼ぶようになり、京都の白味噌も「西京味噌」と呼ばれるようになりました。
日本では平安時代の頃から食材を味噌漬けにする習慣がありました。
当初、味噌漬けは高級品として、貴族や僧侶などしか食べられなかったようです。
一般に広く普及し始めたのは、室町時代中期からと言われています。
味噌の原料は大豆で、発酵する過程でタンパク質が分解されてアミノ酸となります。
その中には人間の体に必要な必須アミノ酸8種類全てが含まれているそうです。
(築地魚群HP魚河岸ウォーカーより)
6月28日(金)の給食
K ごはんに混ぜて、食べよう!
ごはん ビビンバ ビビンバナムル わかめスープ ぎゅうにゅう
ビビンバ(비빔밥)は韓国料理の1つで、韓国風の混ぜごはんです。
日本にも混ぜごはんはありますが、
ごはんと具材が混ざった状態で出てきてそのまま食べられます。
韓国のビビンバは、ご飯の上に具材がのって出てくるので、食べるときは自分で混ぜて食べます。
実は、「ビビンバ」という名前自体がそれを示しています。
韓国語の「ビビン」が混ぜる、「バ」がごはんという意味です。
ビビンバの歴史は意外に古く、1800年台の文献には出てきます。
起源については、韓国内でも意見がわかれています。
宮廷料理が庶民に定着した。
元々庶民の食べ物だった。
大晦日にその年の食材を新年に繰り越さないように色々なおかずを混ぜて食べた、
などの説がありますが、真相は未だにわかっていません。(福井市役所HP・金豚亭HPより)
6月27日(木)の給食
今日は、すいか!わーい♪
しおラーメン(ちゅうかめん) はるまき こだますいか ぎゅうにゅう
すいかは野菜!?果物!?
すいかは、農林水産省の「野菜生産出荷統計」のデータによると、
野菜(果実的野菜)として分類されています。
ちなみに、イチゴやメロンも「野菜」に分類されています。
日本にすいかがやってきたのは室町時代以降と言われています。
ただ、国宝の「鳥獣戯画」に、うさぎがすいかのようなものを持っている絵があり、
これが本当にすいかなら、平安時代から食べられていたことになります。
江戸時代には、すいかは広く栽培されていて、品種も色々ありました。
当時のすいかは「シマシマ」模様がなく、黒い無地の皮のものが多かったそうです。
また、中身が赤いすいかは、気味が悪いとして嫌がられていたので、
中身が黄色のすいかが出回っていたそうです。
すいかは海外でもたくさん栽培されています。
エジプトにはすいかを栽培している4000年前の壁画があるそうです。
食べ方も、日本とは違う国がたくさんあります。
ギリシャ…すいかとチーズを一緒に食べる
カンボジア…干し魚とすいかをご飯と一緒に食べる
南米…チリソースをかけて食べる
イタリア…レモン汁をかけて食べる
最後に、美味しいすいかの見分け方
1 縞模様が濃くてはっきりしている
2 ツルの色が緑色で、つけ根が少しへこんで周りが盛り上がっている
3 カットすいかの場合は、種が真っ黒で果肉が鮮やかな赤色
叩いて音を聞くという方法もありますが、素人にはなかなか判断しづらいようです。
(居酒屋美食トリビアHPより)
6月26日(水)の給食
ナン カレービーンズ かぼちゃコロッケ コールスローサラダ ぎゅうにゅう
インドの人は、ナンを食べない!?
ナンはペルシャ語で焼き菓子という意味で、そこから世界中に広がりました。
ナンがはじめに作られたのは、今から約7,000~8,000年前と言われ、
歴史的にも見ても最も長く食べられているパンの一つです。
ナンはインド発祥のパンとして広く知られていますが、
インドの人が日常的にナンを食べることはないそうです。
なんでインドの人はナンを食べないのでしょうか。
ナンは、元々は北インドのパンジャーブ地方で食べられていた宮廷料理でした。
ナンの材料の白い小麦粉は価格が高く、また、ナンを焼く「タンドール」という大きな窯は、
一般の家にはありません。ナンは高級料理だったのです。
今でも高級レストランでしか、ナンは提供されていないらしいです。
ですので、一般の人たちは、価格の安い全粒粉でつくる
「チャパティ」というものを日常食として食べているそうです。
(株式会社カメリヤHPより)
6月25日(火)の給食
K
スタミナどん(ごはん) ポークシュウマイ だいこんのオイルいため ぎゅうにゅう
今日も点心!? シュウマイです
シュウマイは、中国では広く食べられており、
地方ごとに特色のあるシュウマイが存在します。
日本では豚肉を使ったシュウマイがポピュラーですが、
中国ではエビやアワビなど、魚介類を使ったシュウマイもたくさんあります。
食事としてはもちろん、軽食(点心)として食べられることも多いようです。
日本で初めてシュウマイが販売されたのは、1899年。
横浜の中華料理店から、日本各地に広がったといわれています。
対して、ぎょうざは、戦後、満州から引き上げてきた人たちを中心に広がった
といわれているので、シュウマイの方が、早くに日本に伝わってきたのです。
(オリーブオイルをひとまわしHPより)
6月24日(月)の給食
ごはん とり肉のからあげ チャプチェ ワンタンスープ ぎゅうにゅう
ワンタン(雲吞)って雲!?
ワンタンは、中国全土で食べられており、地域によって様々な名前で呼ばれています。
中国北部の地域では、「フントゥン」と呼ばれています。
穴のない皮で包むこの食べ物に、目と鼻と耳と口の七つの穴がない神様の名前「渾沌」から名付けられたそうです。
また、広東という地域では「ワンタン」と呼ばれており、これが日本でもワンタンと呼ぶ由来になりました。
漢字で「雲吞」と書くのは、スープに浮かぶワンタンを空に浮かぶ雲に見立てて、
同じ読み方の漢字をあてたようです。
ワンタンの皮とぎょうざの皮は、よく似ています。
違うのは、ワンタンの皮は正方形で、ぎょうざの皮は円形なところ。
ワンタンの皮は少し薄めで、ゆで時間も短いそうです。(オンライン美・中華料理教室HPより)
6月21日(金)の給食
K
コッペパンスライス やきウインナーのケチャップソース フレンチサラダ コーンチャウダー コーヒーミルク
チャウダーって何!?
「チャウダー」の語源は、「大鍋、煮込み」という意味のフランス語chaudie’re(ショーディエール)です。
皆さんがよく知っている「クラムチャウダー」は、アメリカ東海岸の名物料理です。
チャウダーには、小さめの具材がたっぷり入り、
とろみのあるクリームベースやトマトベースのものが多く見られます。
シチューと比べると具が小さくとろみも少なめで、また、
スープと比べると具がたっぷり入っていて、とろみがついていることから、
「スープとシチューの中間ぐらい」に位置する煮込み料理と言えそうです。(ハウス食品グループ株式会社HP)
6月20日(木)の給食
きつねうどん(じごなうどん) やさいのかきあげ ほうじちゃプリン ぎゅうにゅう
あらたさんちのえだまめ(所沢産)
枝豆は「こいひめ」という品種です。中富の畑で栽培されたものです。)
「所沢ほうじ茶プリン」は、こうしてできた!?
コロナの時期の給食は、一人一人が同じ向きにすわり、おしゃべりをしないで食べていました。
シーンとした給食時間、少しさみしいですね。
そこで、少しでも給食の時間を楽しんでもらおうと、給食センター所長さん、調理員さん、
栄養士さん、お茶屋さん、給食の納品業者さん、メーカーさんが一緒になって、
所沢オリジナルのデザートを開発しました。それが、「所沢ほうじ茶プリン」です。
所沢産の狭山茶をほうじ茶にして使いました。
ほうじ茶のほのかな苦みと、生クリームの甘味がバランスのよいプリンができました。
パッケージ(2種類)は、調理員さん、栄養教諭さんがデザインして、所沢の方言を紹介しました。
6月19日(水)の給食
K
ごはん マーボーなす とり肉のてりやき ちゅうかサラダ ぎゅうにゅう
照り焼きとは!?
「照り焼き」とは、日本料理の調理法で、しょうゆを基本にしたたれを材料に塗りながら焼き、
ツヤよく仕上げたものです。
よく一緒にされる「つけ焼き」は、たれに漬け込んだ材料を焼く調理法なので、
厳密に言うと「照り焼き」とは違います。
ぶりやまぐろなどのお魚の他に、お肉やお野菜にも合います。
本来は、串に材料を刺し、素焼きしてから2~3回に分けてたれをかけ、
乾かすように焼きながら仕上げます。
フライパンなどでからめながら仕上げる方法もありますが、
日本料理では、これを区別して「なべてり」とよんだりもします。
(井上奈々子の『食の豆々知識』より)