2024年11月の記事一覧

11月29日(金)の給食

 K 

わかめごはん あつやきたまご ブロッコリーとツナのごまじょうゆあえ こまつなのみそしる ぎゅうにゅう

 

ツナ缶の歴史は古く、1860〜70年ごろフランスで発祥したとされています。

当初は、ビスケー湾でとれたビンチョウマグロの油漬けでした。

日本で初めて試作が行われたのは明治時代です。

その後、1928年になって本格的に生産が始まりました。

今では20を超すブランドから90種類近くのツナ缶が販売されています。

野菜スープ漬けやバター風味など、味付けも様々なバリエーションがありますが、

もっとも売れているのは、スタンダードな油漬けタイプです。

そんな身近なツナ缶にも、あまり知られていない意外な真実があります。

実は、製造から2~3年経過した方がおいしいということ。

これは、缶詰業界では常識とのことでした。

(日本経済新聞)

11月28日(木)の給食

 K 

ごはん とり肉のからあげ きりぼしだいこんのカレーいため

 いものこじる(所沢産のさといもをつかっています) ぎゅうにゅう

 

「いもの子汁」は、秋に旬を迎えるさといもを、にんじん、大根、ごぼう、きのこ、こんにゃく、

豆腐、鶏肉等と煮込んだ汁物で、岩手や秋田の郷土料理です。

昔は農作業が一段落した時や、人が集まる時のごちそうとして、また、身体を温める料理として振る舞われました。

現在は、北上川の川岸に集まり、いもの子汁を食すのが秋の風物詩となっていて、

「芋煮会」「いもの子会」と呼ばれています。

(農林水産省HP)

11月27日(水)の給食

 K 

おちゃマーブルしょくパン(所沢産のお茶をつかっています) ボロニアソーセージ グリーンサラダ

 さつまいもシチュー ぎゅうにゅう

 

お茶マーブル食パンの商品開発に、黒田さんと食品会社にご協力いただきました。

お茶の風味が感じられる、ふわふわの食パンが完成しました。

市内の山口でお茶を作っている黒田さんは、明治元年創業 黒田園の4代目です。

こだわりのお茶は、なんと!農林水産大臣賞8回も受賞されています。

お茶は年4回摘むことができますが、黒田さんはよりおいしいお茶を作るために、1番茶しか摘み取りません。

狭山丘陵でとれたものを「狭山茶」といいます。

「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」といわれるとおり、

狭山茶は、深い味わいがあり、甘くて濃厚なお茶です。

“黒田さんから子どもたちにメッセージ”

「お茶は飲み物ですが、昔は薬としてお茶を飲んでいました。

おいしくて体によいお茶をペットボトルより、急須・ティーパックで飲んでもらいたいと思っています。」

(所沢市HP)

11月26日(火)の給食

 K 

ごはん あげぎょうざ チャプチェ トッポギいりわかめスープ ぎゅうにゅう


きくらげは、海を泳ぐクラゲの仲間ではありません。

木に生えるキノコの仲間です。

きくらげの名前の由来は、木に生える、食感がクラゲに似ている食材とされています。

一方、漢字ではクラゲは関係なく、「木耳」と書きます。

この表記は中国から来たもので、昔の中国では耳に似ていると考えられていました。

確かに、生きくらげを触ってみると、耳たぶの柔らかさと軟骨を合わせたような感触です。

形も耳のような凹凸の形をしているものが多いです。

きくらげはヨーロッパにも自生していて、やはり耳をイメージする名前で呼ばれています。

ただし、食べられるものとしては考えられていないそうです。

「ユダの耳」と呼ばれて、悪い印象のあるキノコとして扱われることさえあるようです。

(食育総合研究所)

11月25日(月)の給食

 K 

ごはん イワシのうめに こまつなのごまあえ せんべいじる ぎゅうにゅう

 

せんべい汁は、青森県八戸市周辺で生まれた郷土料理です。

江戸時代、飢饉や凶作で米を食べることができなかった八戸市を含む南部地方では、麦やそばを栽培しました。

その麦やそばの粉から、やわらかい麦せんべいやそばせんべいができました。

明治時代になって、かたく焼いた南部せんべいが誕生しました。

南部せんべいはそのままでも食べられますが、汁物にちぎって入れる食べ方もしました。

これが「せんべい汁」のはじまりです。

せんべい汁に入れる南部せんべいは「おつゆせんべい」ともいい、

煮こんでも溶けにくいように、汁物専用のものが作られています。

(農林水産省HP)

11月21日(木)の給食

 Kt 

ごはん こまつなメンチカツ(所沢産の小松菜を練りこんでいます) ひじきのいために かきたまじる ぎゅうにゅう

 

メンチカツは、洋食の一つとして多くの人々に親しまれています。

明治時代、東京浅草の洋食店で「ミンスミートカツレツ」として販売されたのが最初とされています。

それは、ひき肉を使ったカツレツで、今日のメンチカツの原型となったものです。

メンチカツは、関東で修行を積んだシェフによって関西にも伝えられ、次第に全国的に知られるようになりました。

(japanese-calendar.com)

11月20日(水)の給食

 K 

ところざわさといもうどん(所沢産のさといもをつかっています) やさいのかきあげ こんぶまめ

 おちゃ(所沢産のお茶をつかっています)

 

日本に天ぷらの調理法が伝わったのは、室町時代です。

鉄砲伝来とともに、ポルトガルから伝わったといわれています。

実は、野菜や魚などの素材に衣をつけて揚げた「天ぷら風の料理」は、世界各地で親しまれています。

その中で、かき揚げの元祖ともいわれるのは、ポルトガルの「パタニスカス・デ・バカリャウ」です。

「バカリャウ」は干し鱈(タラ)のことです。

大航海時代から、船上の保存食として、また、キリスト教徒の肉を食べない期間の食事にも利用されていました。

(昭和産業HP)

11月19日(火)の給食

 K 

【がんばれライオンズ!】

わかじしカレー(ごはん) やきウインナー ほうれんそうサラダ ぎゅうにゅう

 

わかじし(若獅子)カレーは、埼玉西武ライオンズの選手が、みんな口をそろえて「美味しい」と言っている

人気のカレーです。

日々努力している選手が実際に食べている「若獅子カレー」をみんなで食べて、

選手たちと同じように一生懸命がんばる力や、何事も最後まであきらめない気持ちを感じ取ってもらいたいと、

調理員が「若獅子カレー」を再現したカレーです。

(所沢市HP)

11月18日(月)の給食

 K  

ごはん サバのみそだれ だいこんときゅうりのオイルづけ さわにわん ぎゅうにゅう

 

サバは、日本人に昔から馴染みのある魚です。

サバは、大きく分けてマサバ・ゴマサバ・大西洋サバの3種類で、日本で獲れるのはマサバとゴマサバの2種類です。

マサバとゴマサバは、日本近海どこにでも生息していますが、ゴマサバはマサバより温暖な気候を好むようです。

サバの名前の由来は諸説あります。

1つ目。サバの歯は、他の魚と比べるととても小さいため、「小歯(さば)・狭歯(さば)」と言われていた。

2つ目。サバは群れで回遊していることから、多いこと意味する古語「サハ」に濁音が付いた。

3つ目。アイヌの人は、サバを「シャンバ」と呼んでおり、これが変化しサバになった。

ひかりもの代表格であるサバは、刺身やしめサバ、味噌煮まで幅広い調理法で楽しむことができます。

国産が美味しいというイメージがありますが、ノルウェー産も美味しいそうです。

(きのした生魚店)

11月15日(金)の給食

 K 

ツイストパン さといもコロッケ(所沢産のさといもをつかっています) ペンネのトマトに

コンソメスープ ぎゅうにゅう

 

「コンソメ」は、顆粒や固形のものが売られていてお馴染みですが、よく似たものに「ブイヨン」があります。

この2つには、どんな違いがあるのでしょうか。

「コンソメ」は、ブイヨンをベースにして、肉や香味野菜、調味料を加えて静かに煮立ててから漉したものです。

味が調えられているので、そのままスープとしていただけます。

「ブイヨン」は、西洋料理における基本材料のひとつです。

肉や香味野菜、香辛料などを長時間煮てから漉したもので、スープやソースの素となります。

まさに、“洋風のお出汁”です。

つまり、「ブイヨン」は、スープやソースの素になるお出汁のことです。

「コンソメ」は、ブイヨンを素に味を調えたスープのことです。

もともと、フランス語の「ブイヨン」は “出汁”、「コンソメ」は“完成された”という意味だそうです。

(kufura HP)

11月13日(水)の給食

 K 

はん サワラのあまからあげ にんじんのごまマヨあえ さつまじる ぎゅうにゅう

 

サワラは、日本では北海道から九州南岸に広く分布しており、水深2m~100mのほどの海域に生息しています。

サワラは、水温が上昇する春から秋は、浅い海域を回遊し、冬場は深く潜ります。

小魚や甲殻類を食べて生活しています。また、産卵期は春です。

サワラは体形がほっそりしていて、「狭い腹(さはら)」と呼ばれており、

それが転じて「サワラ」と言われるようになりました。

サワラを漢字で書くと「鰆」です。

サワラは、春に一番多く漁獲されていたことから、魚ヘンに「春」で「鰆」と書きます。

(きのした生魚店HP)

11月12日(火)の給食

 K 

しおラーメン(ちゅうかめん) 肉まん フルーツポンチ ぎゅうにゅう

 

肉まんは、中国の包子がルーツです。

大正時代までは、一部の中華料理店でしか食べることができず、味付けも今とは異なるものでした。

現在の肉まんの元祖とされているのは、新宿の中村屋です。

創業者である相馬さん夫妻が、中国旅行で出会った包子を、日本人向けのあっさりとした味付けに改良しました。

1927年に「天下一品支那饅頭」という名称で販売を開始しました。

(All About ニュースHP)

11月11日(月)の給食

 

【新一万円札の顔!渋沢栄一給食】

ごはん とり肉のしおこうじやき キャベツのしおこんぶあえ にぼうとう(渋沢栄一の好物) ぎゅうにゅう

煮ぼうとうとは、容易に小麦粉を手に入れることができた土地ならではの、工夫と知恵がたっぷり入った、

深谷の郷土料理です。

特徴は、幅広の麺(およそ2.5センチ、厚さ1.5ミリ程度)と、特産である深谷ねぎ、

地元で収穫される根菜類をたっぷり使い、生麺の状態から煮込んでいるところです。

生麺から煮込むことで、適度なとろみが生まれ、しょうゆで味をつける深谷の定番メニューです。

深谷出身の明治の実業家・渋沢栄一翁も好んで食べたそうです。

今でも栄一翁の命日には、煮ぼうとうの会が催され、煮ぼうとうを食べて遺徳をしのんでいます。

(深谷市HP)

 

11月8日(金)の給食

本日は写真撮影ができませんでした。すみません。

ごはん イカのたつたあげ ぶたキムチ わかめスープ ぎゅうにゅう

 

豚肉は、たんぱく質とビタミンが豊富な食品です。

特にビタミンB1の含有量は、あらゆる食品の中でもトップクラスで、鶏肉や牛肉の10倍以上含まれています。

ビタミンB1は、糖質を体内でエネルギーに変えるときに不可欠です。

疲労回復にも効果的で、運動する人やダイエット中の人は、積極的にとりたい栄養素です。

ビタミンB1は、ニラや玉ねぎ、長ネギなどに含まれている「アリシン」と一緒にとることで吸収率がアップします。

ビタミンB1は水に溶けやすい水溶性ですが、アリシンと一緒にとることで脂溶性となり、吸収されやすくなります。

また、豚肉には不飽和脂肪酸も多く含まれており、悪玉コレステロールを減らしたり、

動脈硬化を予防したりする働きもあるといわれています。

(岡山県健康づくり財団)

11月7日(木)の給食

 K

【昭和・平成に愛されたまぼろしの給食メニュー】

(当時、鉄分・カルシウムの多いひじきを子ども達に食べてもらいたいと考えて加えたそうです)

ひじきいりミートソース(スパゲッティ) プレーンオムレツ コールスローサラダ コーヒーミルク

 

コールスローとは、生のキャベツを細かく刻んで作るサラダのことです。

ニンジンやコーンが入ることが多く、パイナップルやりんごなどが使われることもあります。

味付けには、一般的にフレンチドレッシングやマヨネーズが使われます。

キャベツはみじん切りにされることが多いですが、千切りにすると違った食感が楽しめます。

コールスローは、古代ローマの時代から食べられてきたと言われています。

18世紀に発明された瓶詰めのマヨネーズと組み合わさったことで人気が急上昇したそうです。

コールスローという名前は、18世紀頃にオランダ語の「koolsalade」(キャベツサラダの意)を短縮した「koolsla

(コールスラ)」から生まれました。

しかし、1860年頃までアメリカ合衆国とイギリスでは誤って「cold slaw」と呼ばれていました。

その後、キャベツを意味する「cole」を用いて、現在の「coleslaw」という名前で呼ばれるようになりました。

(マカロニ)

11月6日(水)の給食

 K 

ごはん サバのぶんかぼし おでん きゅうりとつぼづけのカクヤ ぎゅうにゅう

 

 「おでん」という名前の由来は、豆腐を竹串に刺し、みそを塗って焼く田楽にあるといわれています。

宮中などに仕える女性たちが『お田楽』と呼んでいた言葉が変化したものという説が有力です。

江戸時代では、現代で言うみそ田楽や、煮てからみそだれを付けたものが「おでん」として売られていました。

江戸庶民にはファストフードのような感覚で広く親しまれていたそうです。

現在のようなつゆも味わえるおでんが主流となるのは明治時代以降のことです。

大根や玉子、練りものなどを煮込んだ料理をおでんと呼ぶようになったのは昭和期以降とされています。

(農畜産業振興機構)

11月5日(火)の給食

 K 

ごはん とり肉のやくみソース きんぴらごぼう じゃがいものみそしる ぎゅうにゅう

 

きんぴらごぼうは、細かく切ったごぼうを甘辛く調味し、仕上げに唐辛子をふった炒め煮です。

では、なぜ “きんぴら”と呼ばれるようになったのでしょうか?

実は、「金太郎」と関係があります。

金太郎とは坂田金時(さかたのきんとき)という人物の子どもの頃の呼び名です。

昔話でも知られるように、熊にまたがったり、相撲をとったりと、とても力持ちだったと言われています。

そして、江戸時代、「金平浄瑠璃」の登場人物が、この坂田金時の息子、坂田金平(さかたのきんぴら)です。

金平は世にも稀な力持ちで、金平に勝てる者はいないとされ、“きんぴら”=“強いもの”のたとえとなりました。

ごぼうは、根がまっすぐ深く入ることから、丈夫で強いというイメージで、もちろん歯ごたえも強い野菜です。

そして、強い唐辛子の辛味からも力持ちの名“きんぴら”という料理名になりました。

(理研ビタミン株式会社)

 

11月1日(金)の給食

 K 

ごはん ポークシュウマイ なまあげチャーサイ チンゲンサイのナムル ぎゅうにゅう

 

大豆にはカルシウムや鉄などのミネラルやビタミン類など豊富な栄養素を含んでいます。

その中でも生揚げは、木綿豆腐の約2倍のカルシウム、約3倍の鉄分が含まれています。

生揚げは「厚揚げ」とも呼ばれ、豆腐を厚く切って揚げたものです。

調理しても崩れにくいため、煮込み料理にもすぐれた食品です。

生揚げチャーサイのチャーサイは炒め野菜のことです。

生揚げに野菜の甘味と旨みとみそ味が染み込み、ご飯に合うボリュームたっぷりの一品です。

☆ポイント(油抜き)

調理前に生揚げに熱湯にかけるか、さっと茹でます。

この一手間をかけると、油臭さが抜け、生揚げに調味料が染み込みやすくなり、より美味しく出来上がります。

(所沢市HP)