学校ブログ

12月5日(木)の給食

 K 

コッペパンスライス やきウインナーのケチャップソース こまつなのサラダ ホワイトシチュー コーヒーミルク

 

ケチャップの起源は、中国に古くからある魚醤「ケ・ツィアプ」(福建語で鮭汁/kechiap)にさかのぼります。

この調味料が、ヨーロッパやアメリカにもたらされ、そこでケチャップとして発展していきました。

当時のケチャップは、トマトではなく、魚やキノコを主な材料としていました。

その後、18世紀末にアメリカでトマトを主な材料とするトマトケチャップが登場しました。

トマトケチャップには、うま味成分「グルタミン酸」がたっぷりです。

このグルタミン酸は、他のうま味と出会うとさらにおいしさを増すという特長があります。

肉や魚介に多い「イノシン酸」、きのこに多い「グアニル酸」など、違う種類のうま味成分と掛け合わせると、

おいしさがグンとアップし、うま味の相乗効果を起こします。

(カゴメ、おもしろ雑学)

12月4日(水)の給食

 K 

みそラーメン(ちゅうかめん) ポークシュウマイ(2こ) フルーツゼリーポンチ ぎゅうにゅう

 

お菓子のゼリーとは、果汁などに甘味(あまみ)をつけて、ゼラチンなどを入れて固めたものです。

食品としては古くから知られていて、肉や魚のゼラチン質を含んだブイヨンから作られる「ゼリー寄せ」の原型

とも考えられている煮こごり料理が、ローマ時代にはすでにありました。

ゼリー(jelly)の語源については、ラテン語の「凍る、固まる」を意味するゲラーレ(gelare)が

由来ではないかと考えられています。フランス語のジュレ(gelee)も同じ語源から来ています。

お菓子の世界でゼリーが登場するようになったのは、18世紀末からフランスで活躍した、

料理人であり製菓職人でもあったアントン・カレームによると考えられています。

当時の製菓用ゼリーの多くはゼラチンが用いられていました。

今では動物性のゼラチン以外にも、植物性のペクチン・寒天・カラギーナンなどが使われるようになったので、

いろいろな種類のゼリーが楽しめるようになりました。

(グリコ栄養食品株式会社)

12月3日(火)の給食

 K 

ガーリックライス ポテトコロッケ ペンネのトマトに キャベツととり肉のスープ ぎゅうにゅう

 

ニンニクは、タマネギやネギと同じ仲間です。

昔から滋養強壮の薬として用いられていることはよく知られています。

古代エジプトでは、ピラミット建設に従事した人に与えられていたことからも、ニンニクパワーがよくわかります。

その他、虚弱や頭痛などの薬に使われていたことも、パピルスに記されています。

また、ニンニクには薬の効能を助ける働きがあるので、欧米の医者が病人に薬を飲む前に

ニンニクを食べることをすすめるそうです。

日本でも、1000年以上前から薬として用いられていました。

さらには、魔よけとしても使われていました。

青森県弘前市「鬼神社」の「ニンニク祭」では、神前にニンニクを供え、戸口にニンニクをつるし、

悪魔や病魔を祓う習慣があります。

ヨーロッパでは「魔よけ」として、あのドラキュラもニンニクに弱いことで有名です。

日本とヨーロッパに同じ「魔よけ」として、ニンニクが登場するのも興味深いことです。

(ガーリックキッチン)

12月2日(月)の給食

  

ごはん ホッケのいちやぼし こうやどうふのそぼろに からしあえ ぎゅうにゅう

 

「もやし」は植物名ではなく、豆類や穀類などの種子を水に浸し、暗所で発芽、成長させたもの全般を指します。

シャキッとした食感が特徴で、別名・生命の芽と言われるほど栄養がたくさん含まれている万能野菜です。

私たちがふだん食べているもやしの豆は、「緑豆(りょくとう)」、「大豆」、「黒豆」の3種類に分かれます。

緑豆は中国原産で青小豆とも呼ばれ、春雨の原料としても知られている豆です。

大豆は特に栄養価が高いとされる豆付きのもやしに成長します。

黒豆(ブラックマッペ)は、煮豆に使われる黒豆より小豆に近い品種です。

カロリーが低いもやしは、栄養も少ないイメージがありますが、

実はビタミン、ミネラル、食物繊維など、さまざまな栄養成分を含んだ優秀な野菜です。

(いなげやエール)

11月29日(金)の給食

 K 

わかめごはん あつやきたまご ブロッコリーとツナのごまじょうゆあえ こまつなのみそしる ぎゅうにゅう

 

ツナ缶の歴史は古く、1860〜70年ごろフランスで発祥したとされています。

当初は、ビスケー湾でとれたビンチョウマグロの油漬けでした。

日本で初めて試作が行われたのは明治時代です。

その後、1928年になって本格的に生産が始まりました。

今では20を超すブランドから90種類近くのツナ缶が販売されています。

野菜スープ漬けやバター風味など、味付けも様々なバリエーションがありますが、

もっとも売れているのは、スタンダードな油漬けタイプです。

そんな身近なツナ缶にも、あまり知られていない意外な真実があります。

実は、製造から2~3年経過した方がおいしいということ。

これは、缶詰業界では常識とのことでした。

(日本経済新聞)

11月28日(木)の給食

 K 

ごはん とり肉のからあげ きりぼしだいこんのカレーいため

 いものこじる(所沢産のさといもをつかっています) ぎゅうにゅう

 

「いもの子汁」は、秋に旬を迎えるさといもを、にんじん、大根、ごぼう、きのこ、こんにゃく、

豆腐、鶏肉等と煮込んだ汁物で、岩手や秋田の郷土料理です。

昔は農作業が一段落した時や、人が集まる時のごちそうとして、また、身体を温める料理として振る舞われました。

現在は、北上川の川岸に集まり、いもの子汁を食すのが秋の風物詩となっていて、

「芋煮会」「いもの子会」と呼ばれています。

(農林水産省HP)

11月27日(水)の給食

 K 

おちゃマーブルしょくパン(所沢産のお茶をつかっています) ボロニアソーセージ グリーンサラダ

 さつまいもシチュー ぎゅうにゅう

 

お茶マーブル食パンの商品開発に、黒田さんと食品会社にご協力いただきました。

お茶の風味が感じられる、ふわふわの食パンが完成しました。

市内の山口でお茶を作っている黒田さんは、明治元年創業 黒田園の4代目です。

こだわりのお茶は、なんと!農林水産大臣賞8回も受賞されています。

お茶は年4回摘むことができますが、黒田さんはよりおいしいお茶を作るために、1番茶しか摘み取りません。

狭山丘陵でとれたものを「狭山茶」といいます。

「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」といわれるとおり、

狭山茶は、深い味わいがあり、甘くて濃厚なお茶です。

“黒田さんから子どもたちにメッセージ”

「お茶は飲み物ですが、昔は薬としてお茶を飲んでいました。

おいしくて体によいお茶をペットボトルより、急須・ティーパックで飲んでもらいたいと思っています。」

(所沢市HP)

11月26日(火)の給食

 K 

ごはん あげぎょうざ チャプチェ トッポギいりわかめスープ ぎゅうにゅう


きくらげは、海を泳ぐクラゲの仲間ではありません。

木に生えるキノコの仲間です。

きくらげの名前の由来は、木に生える、食感がクラゲに似ている食材とされています。

一方、漢字ではクラゲは関係なく、「木耳」と書きます。

この表記は中国から来たもので、昔の中国では耳に似ていると考えられていました。

確かに、生きくらげを触ってみると、耳たぶの柔らかさと軟骨を合わせたような感触です。

形も耳のような凹凸の形をしているものが多いです。

きくらげはヨーロッパにも自生していて、やはり耳をイメージする名前で呼ばれています。

ただし、食べられるものとしては考えられていないそうです。

「ユダの耳」と呼ばれて、悪い印象のあるキノコとして扱われることさえあるようです。

(食育総合研究所)

11月25日(月)の給食

 K 

ごはん イワシのうめに こまつなのごまあえ せんべいじる ぎゅうにゅう

 

せんべい汁は、青森県八戸市周辺で生まれた郷土料理です。

江戸時代、飢饉や凶作で米を食べることができなかった八戸市を含む南部地方では、麦やそばを栽培しました。

その麦やそばの粉から、やわらかい麦せんべいやそばせんべいができました。

明治時代になって、かたく焼いた南部せんべいが誕生しました。

南部せんべいはそのままでも食べられますが、汁物にちぎって入れる食べ方もしました。

これが「せんべい汁」のはじまりです。

せんべい汁に入れる南部せんべいは「おつゆせんべい」ともいい、

煮こんでも溶けにくいように、汁物専用のものが作られています。

(農林水産省HP)

11月21日(木)の給食

 Kt 

ごはん こまつなメンチカツ(所沢産の小松菜を練りこんでいます) ひじきのいために かきたまじる ぎゅうにゅう

 

メンチカツは、洋食の一つとして多くの人々に親しまれています。

明治時代、東京浅草の洋食店で「ミンスミートカツレツ」として販売されたのが最初とされています。

それは、ひき肉を使ったカツレツで、今日のメンチカツの原型となったものです。

メンチカツは、関東で修行を積んだシェフによって関西にも伝えられ、次第に全国的に知られるようになりました。

(japanese-calendar.com)