学校ブログ
7月5日(金)の給食
K
【たなばたこんだて】
わかめごはん てりやきハンバーグ こまつなとかんぴょうのごまあえ ぎゅうにゅう
たなばたじる たなばたゼリー
かんぴょうを食べるのも日本だけ!?
かんぴょうとは、アフリカ原産のユウガオになった果実(フクベ)の果肉を、細かく削って乾燥させたものです。
ユウガオは、かなり古い時代から栽培されており、3世紀頃に朝鮮半島から大阪に伝えられたようです。
大阪で始まったかんぴょうづくりが栃木県に伝わったのは江戸時代です。
現在では、かんぴょうの国内生産の90%が栃木県産です。
かんぴょうには、カルシウム・カリウム・リン・鉄分に加えて、
整腸作用に必要な食物繊維が、非常に多く含まれています。
お年寄りや妊婦さん、便秘に悩む方にもぴったりの食材です。
かんぴょう自体には味があまりないので、肉や野菜と一緒にいためる、魚と一緒に煮る、サラダに入れるなど、
様々な料理に利用することができます。
かんぴょうを食べているのは日本だけで、他の地域では、ひょうたんと同じように乾燥して、
容器や観賞用として使われているようです。
最後に、昨日に引き続き、松尾芭蕉の句で終わります。
「夕顔に 干瓢(かんぴょう)むいて あそびけり」
(株式会社丸千、かんぴょうのマルキンHPより)
7月4日(木)の給食
ごはん イカのたつたあげ こんにゃくとえだまめのいためもの ごまみそしる ぎゅうにゅう
こんにゃくのふしぎ!?
こんにゃくはこんにゃく芋(いも)をすりおろし、凝固剤を混ぜてゆでたものです。
日本には、6世紀頃に中国から伝わってきたのではないかと考えられています。
こんにゃく芋にはシュウ酸カルシウムが多く含まれており、生でも煮炊きしても食べられません。
畑を荒らすイノシシも食べないと言われています。
そのようなこんにゃくを作物として栽培し、日常的に料理として食べているのは日本だけだそうです。
中国では魔芋(モーイ)、欧米ではこんにゃくの花の形からDevil’s Tongue(悪魔の舌)、
原産地のインドシナでは芋の形からElephant Foot(象の足)と呼ばれているように、
親近感のもてない食べ物だったようです。
しかし、近年では健康食として、中国や欧米でも注目されるようになりました。
こんにゃくは、その97%とほとんどが水分ですが、栄養もしっかりとあります。
食物繊維はサツマイモ並み、カルシウムは牛乳の半分も含んでいます。
日本人に不足しがちな栄養素を、カロリーは低いまま補給できるのがこんにゃくの大きな魅力でもあります。
江戸時代の俳人、松尾芭蕉はこんにゃくを好んで食べたようで、名句をいくつも残しています。
「蒟蒻のさしみもすこし梅の花」
「蒟蒻に今日は売り勝つ若葉かな」
(日本こんにゃく協会HP)
7月3日(水)の給食
ごはん ポークシュウマイ チンジャオロース とうがんいりちゅうかスープ ぎゅうにゅう
チンジャオロースには豚肉!?牛肉!?
チンジャオロースは肉とピーマンを炒めた中華料理です。
青椒はピーマン、肉は豚肉、絲は細切りを表しています。
チンジャオロースは、もともと中国では豚肉を使用していました。
日本では、陳建民さんが紹介したときに牛肉を使ったことから、牛肉を使ったチンジャオロースも広まりました。
では、豚肉と牛肉、どちらの肉を使うとよいのでしょうか。
栄養面から考えると、
疲労回復や体力増強を優先するのなら豚肉、
貧血気味かな? と心配になる時は牛肉を使うとよいようです。
チンジャオロースは、栄養満点!
夏バテしそうな暑い時期にお勧めです!(ココットキッチンスタジオHPより)
7月2日(火)の給食
にくうどん(じごなうどん) ささかまのいそべあげ えだまめ ぎゅうにゅう
笹かまぼこは、独眼竜から!?
「笹かまぼこ」の始まりは、明治初期。
仙台で獲れた大量の魚を無駄にしないようにと、魚をすり身にして手の平で叩き、焼いたものといわれています。
地元で獲れた海の幸を大事にする想いから生まれたのがこの「笹かまぼこ」です。
当時、このかまぼこの名前は「笹かまぼこ」ではなく、
「ベロかまぼこ」「木の葉かまぼこ」「てのひらかまぼこ」「平かまぼこ」などと呼ばれていました。
昭和になり、仙台のかまぼこ店が、伊達政宗で有名な仙台藩主、伊達家の家紋が「竹に雀」であったことから、
笹の葉の形に似ているこのかまぼこを「笹かまぼこ」と命名しました。
仙台では有名になった笹かまぼこが、全国で名を知られるようになったきっかけが二つあります。
一つは「昭和57年の東北新幹線開通」。もう一つは「昭和62年の大河ドラマ独眼竜政宗」です。
ここからたくさんの人が仙台を訪れ、名物として、また、お土産として、
多くの人に知られるようになったとのことでした。(阿部蒲鉾店HP、NHK知っトク東北HP)
7月1日(月)の給食
ごはん サワラのさいきょうやき こうやどうふのうまに キャベツのさっぱりあえ ぎゅうにゅう
西京焼きの「西京」って!?
「西京焼き」とは焼き魚の一つで西京漬け(白味噌漬け)にした魚を焼いた料理全般を言います。
西京漬けをつくる白味噌は京都の白味噌です。
昔は京都が日本の「都」でしたが、江戸に遷都されて以降、京都を西の都ということで
「西京」と呼ぶようになり、京都の白味噌も「西京味噌」と呼ばれるようになりました。
日本では平安時代の頃から食材を味噌漬けにする習慣がありました。
当初、味噌漬けは高級品として、貴族や僧侶などしか食べられなかったようです。
一般に広く普及し始めたのは、室町時代中期からと言われています。
味噌の原料は大豆で、発酵する過程でタンパク質が分解されてアミノ酸となります。
その中には人間の体に必要な必須アミノ酸8種類全てが含まれているそうです。
(築地魚群HP魚河岸ウォーカーより)
6月28日(金)の給食
K ごはんに混ぜて、食べよう!
ごはん ビビンバ ビビンバナムル わかめスープ ぎゅうにゅう
ビビンバ(비빔밥)は韓国料理の1つで、韓国風の混ぜごはんです。
日本にも混ぜごはんはありますが、
ごはんと具材が混ざった状態で出てきてそのまま食べられます。
韓国のビビンバは、ご飯の上に具材がのって出てくるので、食べるときは自分で混ぜて食べます。
実は、「ビビンバ」という名前自体がそれを示しています。
韓国語の「ビビン」が混ぜる、「バ」がごはんという意味です。
ビビンバの歴史は意外に古く、1800年台の文献には出てきます。
起源については、韓国内でも意見がわかれています。
宮廷料理が庶民に定着した。
元々庶民の食べ物だった。
大晦日にその年の食材を新年に繰り越さないように色々なおかずを混ぜて食べた、
などの説がありますが、真相は未だにわかっていません。(福井市役所HP・金豚亭HPより)
6月27日(木)の給食
今日は、すいか!わーい♪
しおラーメン(ちゅうかめん) はるまき こだますいか ぎゅうにゅう
すいかは野菜!?果物!?
すいかは、農林水産省の「野菜生産出荷統計」のデータによると、
野菜(果実的野菜)として分類されています。
ちなみに、イチゴやメロンも「野菜」に分類されています。
日本にすいかがやってきたのは室町時代以降と言われています。
ただ、国宝の「鳥獣戯画」に、うさぎがすいかのようなものを持っている絵があり、
これが本当にすいかなら、平安時代から食べられていたことになります。
江戸時代には、すいかは広く栽培されていて、品種も色々ありました。
当時のすいかは「シマシマ」模様がなく、黒い無地の皮のものが多かったそうです。
また、中身が赤いすいかは、気味が悪いとして嫌がられていたので、
中身が黄色のすいかが出回っていたそうです。
すいかは海外でもたくさん栽培されています。
エジプトにはすいかを栽培している4000年前の壁画があるそうです。
食べ方も、日本とは違う国がたくさんあります。
ギリシャ…すいかとチーズを一緒に食べる
カンボジア…干し魚とすいかをご飯と一緒に食べる
南米…チリソースをかけて食べる
イタリア…レモン汁をかけて食べる
最後に、美味しいすいかの見分け方
1 縞模様が濃くてはっきりしている
2 ツルの色が緑色で、つけ根が少しへこんで周りが盛り上がっている
3 カットすいかの場合は、種が真っ黒で果肉が鮮やかな赤色
叩いて音を聞くという方法もありますが、素人にはなかなか判断しづらいようです。
(居酒屋美食トリビアHPより)
6月26日(水)の給食
ナン カレービーンズ かぼちゃコロッケ コールスローサラダ ぎゅうにゅう
インドの人は、ナンを食べない!?
ナンはペルシャ語で焼き菓子という意味で、そこから世界中に広がりました。
ナンがはじめに作られたのは、今から約7,000~8,000年前と言われ、
歴史的にも見ても最も長く食べられているパンの一つです。
ナンはインド発祥のパンとして広く知られていますが、
インドの人が日常的にナンを食べることはないそうです。
なんでインドの人はナンを食べないのでしょうか。
ナンは、元々は北インドのパンジャーブ地方で食べられていた宮廷料理でした。
ナンの材料の白い小麦粉は価格が高く、また、ナンを焼く「タンドール」という大きな窯は、
一般の家にはありません。ナンは高級料理だったのです。
今でも高級レストランでしか、ナンは提供されていないらしいです。
ですので、一般の人たちは、価格の安い全粒粉でつくる
「チャパティ」というものを日常食として食べているそうです。
(株式会社カメリヤHPより)
6月25日(火)の給食
K
スタミナどん(ごはん) ポークシュウマイ だいこんのオイルいため ぎゅうにゅう
今日も点心!? シュウマイです
シュウマイは、中国では広く食べられており、
地方ごとに特色のあるシュウマイが存在します。
日本では豚肉を使ったシュウマイがポピュラーですが、
中国ではエビやアワビなど、魚介類を使ったシュウマイもたくさんあります。
食事としてはもちろん、軽食(点心)として食べられることも多いようです。
日本で初めてシュウマイが販売されたのは、1899年。
横浜の中華料理店から、日本各地に広がったといわれています。
対して、ぎょうざは、戦後、満州から引き上げてきた人たちを中心に広がった
といわれているので、シュウマイの方が、早くに日本に伝わってきたのです。
(オリーブオイルをひとまわしHPより)
6月24日(月)の給食
ごはん とり肉のからあげ チャプチェ ワンタンスープ ぎゅうにゅう
ワンタン(雲吞)って雲!?
ワンタンは、中国全土で食べられており、地域によって様々な名前で呼ばれています。
中国北部の地域では、「フントゥン」と呼ばれています。
穴のない皮で包むこの食べ物に、目と鼻と耳と口の七つの穴がない神様の名前「渾沌」から名付けられたそうです。
また、広東という地域では「ワンタン」と呼ばれており、これが日本でもワンタンと呼ぶ由来になりました。
漢字で「雲吞」と書くのは、スープに浮かぶワンタンを空に浮かぶ雲に見立てて、
同じ読み方の漢字をあてたようです。
ワンタンの皮とぎょうざの皮は、よく似ています。
違うのは、ワンタンの皮は正方形で、ぎょうざの皮は円形なところ。
ワンタンの皮は少し薄めで、ゆで時間も短いそうです。(オンライン美・中華料理教室HPより)
6月21日(金)の給食
K
コッペパンスライス やきウインナーのケチャップソース フレンチサラダ コーンチャウダー コーヒーミルク
チャウダーって何!?
「チャウダー」の語源は、「大鍋、煮込み」という意味のフランス語chaudie’re(ショーディエール)です。
皆さんがよく知っている「クラムチャウダー」は、アメリカ東海岸の名物料理です。
チャウダーには、小さめの具材がたっぷり入り、
とろみのあるクリームベースやトマトベースのものが多く見られます。
シチューと比べると具が小さくとろみも少なめで、また、
スープと比べると具がたっぷり入っていて、とろみがついていることから、
「スープとシチューの中間ぐらい」に位置する煮込み料理と言えそうです。(ハウス食品グループ株式会社HP)
6月20日(木)の給食
きつねうどん(じごなうどん) やさいのかきあげ ほうじちゃプリン ぎゅうにゅう
あらたさんちのえだまめ(所沢産)
枝豆は「こいひめ」という品種です。中富の畑で栽培されたものです。)
「所沢ほうじ茶プリン」は、こうしてできた!?
コロナの時期の給食は、一人一人が同じ向きにすわり、おしゃべりをしないで食べていました。
シーンとした給食時間、少しさみしいですね。
そこで、少しでも給食の時間を楽しんでもらおうと、給食センター所長さん、調理員さん、
栄養士さん、お茶屋さん、給食の納品業者さん、メーカーさんが一緒になって、
所沢オリジナルのデザートを開発しました。それが、「所沢ほうじ茶プリン」です。
所沢産の狭山茶をほうじ茶にして使いました。
ほうじ茶のほのかな苦みと、生クリームの甘味がバランスのよいプリンができました。
パッケージ(2種類)は、調理員さん、栄養教諭さんがデザインして、所沢の方言を紹介しました。
6月19日(水)の給食
K
ごはん マーボーなす とり肉のてりやき ちゅうかサラダ ぎゅうにゅう
照り焼きとは!?
「照り焼き」とは、日本料理の調理法で、しょうゆを基本にしたたれを材料に塗りながら焼き、
ツヤよく仕上げたものです。
よく一緒にされる「つけ焼き」は、たれに漬け込んだ材料を焼く調理法なので、
厳密に言うと「照り焼き」とは違います。
ぶりやまぐろなどのお魚の他に、お肉やお野菜にも合います。
本来は、串に材料を刺し、素焼きしてから2~3回に分けてたれをかけ、
乾かすように焼きながら仕上げます。
フライパンなどでからめながら仕上げる方法もありますが、
日本料理では、これを区別して「なべてり」とよんだりもします。
(井上奈々子の『食の豆々知識』より)
6月18日(火)の給食
ごはん イカのたつたあげ きりぼしだいこんのカレーいため とうふのすましじる ぎゅうにゅう
竜田揚げと から揚げは 何がちがう!?
竜田揚げ:お肉やお魚などを醤油に浸して下味をつけ、片栗粉をまぶして揚げたもの
から揚げ:食材に小麦粉か片栗粉を軽くまぶして揚げたもの
つまり、下味をつけ、衣もつけたのが「竜田揚げ」で、下味をつけず、衣もほぼないのが「から揚げ」です。
しかし、最近のレシピを見ると、下味をつけて揚げる「から揚げ」もたくさんあります。
もともと下味をつけるのは、食材の臭みを消すというのが目的の一つでした。
おいしい「から揚げ」をつくろうとするうちに、
「竜田揚げ」とのちがいがあいまいになってきたようです。
6月17日(月)の給食
チキンピラフ アジのパンこやき ごぼうサラダ やさいスープ ぎゅうにゅう
ごぼうは お薬!?
日本ではごぼうは野菜ですが、もともと原産国の中国では薬草でした。
ごぼうの栄養素といえば、何と言っても“食物繊維”です。
腸内環境の改善や、大腸がんの予防効果などが期待できると言われています。
さらに、ポリフェノールが豊富なため、風邪予防や老化予防などの効果が期待できます。
まさにお薬ですね。
ごぼうの皮には栄養素がたくさん詰まっているので、
白い部分まできれいに皮むきをしてしまってはもったいないです。
包丁の背で軽くこすったり、きれいなタワシで泥を洗い流したり、
くしゃくしゃにしたアルミホイルでなでたりする程度で十分だそうです。
また、ごぼうは酢水や水でのあく抜きが必要とされていますが、
栄養成分が溶けだしてしまうので、短時間がおすすめとのことです。
(花山うどんHP)
6月14日(金)の給食
もやしラーメン(ちゅうかめん) やさいのふっくらよせあまずあん フルーツポンチ ぎゅうにゅう
フルーツポンチのポンチって!?
フルーツポンチの「ポンチ」とは何でしょう?
「ポンチ」の語源は、「5」を意味するインド語のpanji(パンチャ)です。
パンチャとは、柑橘類や砂糖、スパイスなど5種類の材料を使って作るお酒の名前でした。
現在も、「パンチ」というカクテルのお酒があります。
この言葉は、オランダに伝わった時には、「お酒」ではなく、「柑橘系の果汁」という意味で伝わりました。
オランダば、江戸時代の日本とも貿易を行っていました。
だから、日本に伝わった「ポンチ」も、「柑橘系の果汁」という意味合いで理解しているのかもしれません。
オランダの言葉でこの「柑橘系の果汁」を「pons」と言いいます。
pons・・・ぽんず・・・ポン酢!?
そうです。ポン酢とフルーツポンチは、語源が同じなのです。
まさか、「ポンチ」からスタートしてポン酢にたどり着くとは・・・おどろきです。(note.comより)
6月13日(木)の給食
K
ごはん こんさいととりにくのピリからに あつやきたまご
こまつなのぽんずあえ おちゃ(所沢産)
玉子焼き器は「長方形」!? 「正方形」!?
「玉子焼き器」には、「長方形」のものと「正方形」のものがあります。
この2つには、使い方に明確な違いがあります。
長方形のものは「ダシ巻玉子」を、正方形のものは「厚焼き玉子」を作る時に使います。
先に作られるようになったのは、関東の「厚焼き玉子」です。
江戸時代後期、江戸の「お寿司屋さん」が、口直しとして甘く味付けをした「厚焼き玉子」を
作るようになりました。その時に使われたのが「正方形の玉子焼き器」です。
一方、「ダシ巻き玉子」は、全国的に食べられるようになった「厚焼き玉子」が、
関西では受け入れられず、「ダシ」を加えるようになったものです。
しかし、ここで問題が発生しました。
「ダシ巻き玉子」は、「ダシ」の分「水分量」が多く、生地が固まりにくく強度がないため、
「正方形の玉子焼き器」ではうまく作れなかったのです。
そのため、関西では、柔らかくても巻きやすいように、横幅を狭くした
「長方形の玉子焼き器」が作られました。 (TBS:この差って何ですか?HPより)
6月12日(水)の給食
K
ごはん ポークカレー タコナゲット てづくりふくじんづけ ぎゅうにゅう
ふくじんづけは七福神!?
「福神漬け」は、大根、なす、きゅうり、れんこん、しょうが、しそ、なた豆などの野菜を塩漬けにし、
刻んで水分を絞ったものをしょうゆやみりんなどの調味液に浸した食品です。
なお、名前の由来については諸説あり、七福神にあやかって7種の野菜を使っていたことや、
おかずがいらないほどおいしいので食費が浮き「お金が貯まる=福の神」ということなどが、
「福神漬け」と呼ばれる由来だと言われています。
福神漬けは、明治初期頃から全国に普及したという記録が残っています。
きっかけは、海外を巡る客船の食堂の中が発祥のようです。
それまで、カレーにはチャツネ(インドカレーの定番付け合わせ)と呼ばれる
野菜や果物を煮込んでつくられたソースが添えられていました。
しかし、チャツネが足りなくなった時に代用として「福神漬け」を添えたのが評判になり、
それからカレーライスに「福神漬け」が一般的になっていったのです。
(ベネッセグループHPサンキュより)
6月11日(火)の給食
K
こどもパンスライス ポテトコロッケ ペンネのトマトに コンソメスープ
ぎゅうにゅう(牛乳でカルシウム補給しよう)
パスタは種類いろいろ!? 今回はペンネ
ペンネとは「ペンのような形をしたショートパスタ」です。
イタリア語で「ペン」や「羽根」の意味を持つpennaが語源です。
筒状の形を細長く形成し、それをペン先のように斜めに短くカットしたものです。
表面にはいくつもの筋が入れられていて、ソースが絡まりやすくなっているものもあります。
形状は「マカロニ」に似ていますが、カットの仕方などでちょっと違いがあります。
アラビアータに使われることが多いですが、バジルソースやクリームソース、
グラタンとしてもおいしくいただけます。
6月10日(月)の給食
K
わかめごはん アジのなんばんづけ だいこんときゅうりのオイルづけ
さわにわん ぎゅうにゅう
さわにわん(沢煮椀)は食物繊維がたっぷり!?
「沢」という字には、昔の言葉で「沢山(たくさん)の」という意味があります。
沢煮椀とは、せん切りにした、たくさんの野菜、豚肉や鶏肉などを材料にしてで作った汁物です。
また、食材を千切りにそろえて、“沢の流れ”を表わしているそうです。
猟師が山に入る際、日持ちする塩漬けの肉や肉の脂身を持っていき、
山菜といっしょに具沢山の汁を作ったことが始まりという説もあります。